推しは神様か

過去の記事を見てくださった皆様、スターをくださった皆様ありがとうございます。読者登録もありがとうございます。レーベルを応援してる方からスターをいただくとより一層嬉しくなってしまいます。いつもありがとうございます。オススメの楽曲、レーベルのメンバーであればどなたでも嬉しいです。私の推しの楽曲でも「あ!この曲ね!!」ってテンションあがりそう。

 

 

 

※私の昔の話をします。少し暗いです。暗い話が苦手な方はご注意ください

 

 

 

 

皆様にとってご自身の応援している方はどういう存在ですか?きっといろいろな回答があるのでしょうね。推し様と過ごした時間やエピソードなど人によって大きく変わりますからね。

 

liertoadash.hatenablog.com

 

泡沫さんの記事を引用させていただきます。

これって引用であってるよね・・・!?初めてで不安いっぱいなのでなにかありましたらすぐ言ってください。

 

 

 

推しを神様だと思うか?

私は迷わず「いいえ」と答えます。私の推しは神様じゃないたった一人の役者です。神様と考えたことはありません。

神様ではありません。しかし推しは私にとって特別な存在です。神様といってもなにもおかしくないほど推しにはお世話になりました。それでも私は推しを神様と感じていないな、と泡沫さんの記事を読ませていただいて今一度感じました。推しとの思い出を含めてどうして神様じゃないか整理していきます。今回もよろしくお願いします。

 

もう一度言いますが暗い話です。簡略できるところは端折っていきます。

 

 

 

 

昔話です。

 

私は病院に連れ込まれたことがあります。その場で緊急入院。そこから検査のフルコースを受けてその日のうちに病名も告げられました。いつもと何も変わらない朝で仲のいい人とお喋りをしてなにも変なところがない日でした。

 

主治医から病気のことを説明され、その後自分で調べて分かったこと

1.完治できない

2.一生薬を飲む必要がある

3.発症した原因もわからないし運が悪かったとしか言えない

4.保険を使っても自己負担額は高額

5.薬を飲んでいるうちは子供を作れない

 

 

わかりやすいのではこれくらいです。もう絶望ですよね。

当時、私には一つの目標が有りました。ずっと叶えたかった目標です。やっとそれが叶うところでした。ところが病気がわかりそれも白紙になりました。

そして、目標が達成できたら推しのイベントに行く予定でチケットを取っていました。お手紙で「ありがとう」を伝えようと考えていました。しかし、そのチケットもただの紙切れとなりました。

 

もう私になにも残っていませんでした。目標もないモチベもない、未来も真っ暗。ただ残っているのはこれからどうなるかもわからない病気。

親に迷惑をかけてまでどうして生きているのかもわからない。高い薬で生きるほどの価値が自分にあるのか。永遠とそんなことを考えていました。

ブログを書いている今でも思い出すと辛くなるほど心身ともに病んでいました。それこそ消えた方がましだと思っていました。

 

 

退院後、多少の変化はあれど今まで通りの生活に戻りました。ただ完全に心は死んでいました。ほかの方に心配をかけたくなくて親しい人の前ではいつも通りに過ごしました。ただ、休日に外出する回数はめっきり減りました。何もしたくなくて部屋から出ませんでした。人生何が起こるかなんてわからない。もしかしたら今度は家族になにか起こるのかもしれない。友人が事故にあうのかもしれない。なんてことを考えては怖くなっていました。

 

 

こんな状態で推しのイベントに行くのがなにより嫌でした。結果的に一年くらい推しの現場を干しました。イベントの情報を知ってもチケットを申し込めず見送るだけ。SNSも見れなくなりほとんどのアカウントを消しました。推し事する気力がありませんでした。それでも推しの曲だけは聞いていました。おかしいですよね、推しに会えないのに推しの声を聴いていなきゃやってられなかった。当時鬼のようにリピートをしていた楽曲があります。今ではその曲を聴けません。イントロを聞いただけで気分が悪くなってしまいます。時間が経ち、今になって少しずつ当時何度も聞いていた曲を聴けるようになってきますがこの曲は未だに無理です。

 

心のどこかで「このままじゃだめだ」と感じてはいました。推し以外でなにかこの状況を脱出できる方法を探しました。本を読みました、哲学にも少しふれましたし、今まで聞かなかった曲をききました。ジムにも行って運動をしてみたりもしました。気分転換になりましたがモヤモヤがはれませんでした。

 

時間が経てば経つほどつらくなる一方でした。早く消えてしまいたいとばかり考えていました。自分が生きている意味が分からなかった。病気になり入院してわかったことは自分に何かあったとしてもそれを知らない人はいつもと同じように笑いながら生活をしているということ。私がいなくなったって特に変わることがない。

 

消えても変わらない。それなら最期に推しに会いたい、そう考えるようになりました。それでもイベントにいく気力もないしどうしようと悩んでいた時にレーベルのファンミーティングが発表されたんです。ファンミなら私の今の気力でもいけるんじゃないか、しかも推しが参加する。よし、行こうと申し込みました。

あまりレーベルのこと詳しくないよって方にご説明しますとレーベルでは年2回くらいで地方でファンミを開催します。FC会員しか申し込めないものでトークではそれはそれはメンバーが自由気ままにお喋りします。映像収録が一切ないので本当に緩くて自由なんですよ。いきなり食べ始めたりマイクを置いて隣の人にいたずらをしたり他のメンバーを雑にいじったり。コーナーの司会もメンバーなので内輪ネタやノリばっかり。

 

ファンミにはバラエティのほかにライブパートもありメンバーが自分の楽曲を披露してくれます。そのファンミでも推しは歌を披露しました。特に変わった演出があったわけではありません。

 

それなのにその時の推しが今までにないくらいにキラキラと輝いて見えたんです。楽しそうにステージで歌っている姿がまぶしくて心の底から「この人が好きだ」と感じました。泣きはしませんでしたが目がうるうるとしてしまい地蔵になりブレードもまともに振れなかった。なんであんなに輝いて見えたのか今でもイマイチわかりません。だってファンミの服装ですよ!?あの!!横アリやメッセに立っている時ならまだしもファンミ!!(しつこい)

知らない人からしたらどんな格好だよって思いますよね。今年行われたファンミの時の写真をはい、ドン!!

 

 

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Tシャツと人によってはパーカーなんですよ。ね、言ったでしょ(なにを)。とんでもなくラフなんですよ。

でも言わせてもらいますが今年のTシャツのデザインはまだいいと思うんだ!!!!!!

あっやめて、感覚が麻痺してるって言わないでやめてっ

この前あったのもTシャツのデザインよりもぬいのデザインの方に目が行ったし・・・。ここ最近で凄かったのは去年の秋のデザインだと私は思います。

 

コンサートのような服装ではありませんでした。舞台セットもとてもシンプルです。それでもあの時の推しはどうしようもなくかっこよかった、輝いていた。胸がいっぱいいっぱいになり声が出せなくなるくらい魅力的だった。彼から目が離せなかった。

 

そこから会場を出るまでの記憶は正直曖昧です。私どんな状態で会場出たんだろう・・・。会場を出てすぐにチケットの申し込みをしたのは覚えています。

 

別に消えたくなくなったわけではありません。やっぱりしんどいことは多いですし病気がなかったことにはならない。それでも、もう少しだけこの人を見ていたい、そう思いました。この人がこれから先どんな姿をいろいろな人の前で出していくのかを知りたい、だから今消えるのは少しもったいない。そんな考えでした。消える日を遅らせよう、そう感じました。

 

不思議ですよね、どんなことをしても消えなかったモヤモヤが推しの歌を聞いた瞬間なくなったんですよ。笑えちゃいますよね、本当にちょろいよな。

よく「○○さんのおかげで頑張れています」というファンの言葉がありますよね。私も言葉に表すのならまさにそれです。なんだったら救われましたと言っても過言でもない。命を救ってくれた、こう考えると推しは神様になる可能性は十分高い。こういった経験からか推しはどこか触れられない存在のようにも感じています。

 

では、推しは神様なのか。最初の方で申した通り「いいえ」です。私にとって推しは神様ではありません、あくまで好きな役者です。特別な枠に入っているとしても神様というカテゴリーに入ることは一生ないでしょう。それはなぜか、この答えはとても曖昧になってしまいますが私の人生の中で重要な人間の一人にすぎないからです。

 

推しじゃない可能性だって十分ありえたと思っています。入院中、いろいろなアイドルの番組を見たり音楽番組を見ていました。もしその時テレビに映っているアイドルの誰かに惹かれていたのなら私はその方に救われというでしょう。その方のファンになって推しを追うことをやめているかもしれません。「昔は(推し)が好きだったけど当時助けられたのは(アイドル)だから私は(アイドル)のファンになる運命だったんだよ!!」なんて言っている可能性だってゼロではありませんよね。

 

たまたま私のモヤモヤを取っ払ったのが推しだった。それだけの話です。そして私の一生の中であるいくつかのターニングポイントの一つにいる人間というだけのこと。

すべて偶然が重なり合ったことだと思います。人生にはたくさんの分岐点があります。ほんの小さなことで変わっていく分岐点が。少し厨二病的思考になりますが今こうやって生きている今は病気になり引きこもり気味になって自分が嫌になり、ファンミに行ったら推しが輝いて見えた『今』です。そもそも病気にならない未来があったのかもしれない、誰かに惹かれている未来があるのかもしれない。なにもかもに絶望して消えてしまった過去があったのかもしれない。そんないろいろなあったかもしれない過去と未来の中の今です。これからどんな分岐があるのかわかりません。自分で選べる選択も選べないものも山積みです。心のどこかで選べないものはどこかで決まっていたものなのかなとも思います。そう考えると私が病気になったことも必然なのかもしれません。

この偶然と必然が混ざった今で推しを応援している。そんな状況下で推しという役者に出会った。そう考えています。推しは私の人生の中で大切な人間、それだけです。

 

 

それでも、それでも私にとって推しはどこまでも特別です。神様ではない、けれど自分にとって特別なことは変わりない。

自分の推しが彼であること、そして自分を助け出してくれたのが彼であることがなにより嬉しく幸せだと感じています。これから先に彼を憎むことがあるとしても助けられた過去も推しを好きだったことも声をずっと聞いていたことはなにも変えられない。私の世界に色をつけてくれてありがとう。

 

 

すこしだけ考えが整理できた気がする!今年のモヤモヤは今年のうちに!無理だね!でも読み返していると何を言いたいんだろうって感じてるから整理できてないよ、私!

この記事書くのにどれだけ時間かかったんだってくらい悩みました。趣味でやっているブログにこんな暗いことを書いていいのかな?って罪悪感と戦いながら打っていますがどうしても書きたいと思ったので書いています。暗い内容なのに読んでくださりありがとうございます。

 

 

これまでが枕というわけではありませんがお伝えしたかったことを。

読んでくださっている皆様、毎日お仕事や勉強お疲れ様です。推し事グループでよくブログを読んでいるのですが毎週現場など本当にすごいなと感じています。ただ無理をし過ぎないようにしてほしいな、と読んでいて思うこともあります。体調を崩してしまったら外出もできませんしね。ご自愛ください。

まだ若いから大丈夫と思っているそこのあなた!!そこのあなたです!!(通販風)

意外と年齢なんて関係ないのかも知れませんよ。病気がわかったとき私は学生でした。思ったより若いときの話でしょ?無理しすぎずにちゃんと自分の体調と相談してね!若いから大丈夫って思って10代のときストレスと疲労による肝臓の病気でドクターストップかかってまともに外出できなくなったお姉さんとの約束!!入院一歩手前で学校行けずに成績ガタ落ちになったのは秘密。ちなみに肝臓の病気はブログで書いた病気とは全く関係ないよ!!人生なにがおこるかなんてわからないね!

 よく寝てご飯も食べて適度に運動をして自分の体を大切にしてください。お願いします。

 

 

毎日辛いことはあります。副作用で言いますと肌荒れが本当に酷いです。強い薬を使っているせいか途切れなく肌が荒れます。サプリは飲めないし口にするものも気を付けなければいけない。肌荒れに関しては地獄です。 マスクは手放せないし普段は余計荒れるから化粧もできない。赤みもひきません。顔面の肌荒れってほんといや!

それでもほんの少しでも今こうして生きていることでよかったと思えることもあります。生きていなければ得ることはなかったであろう幸せがあります。私の話を聞いて構ってくれる友人たちのことなんですがね。優しい人ばかりで人に恵まれているなと常々思います。いつもありがとう。

これから先どんな苦しいことや楽しいことがあるかはわかりません。あくまで消える日を延長し続けているだけなんだと感じながら今を生きています。寂しいことと思われますが私にとっては気が楽です。今のところ未来に希望はありません。この病気があるから他の病にならないなんて保証はありませんからね。終わりがあるから楽しく感じられる。だから自分のこの人生を好きなように生きられる。

あのファンミがあってから少しずつですが消えたいと強く思う回数は減りました。楽しいことを探す回数は増えました。推しを応援しなくなる未来が来ても今と変わらず楽しいことを探して生きていくのかなと思っています。

楽しいことを追いかけ続けてせめてこの命が寿命が尽きるまで続きますように。

 

 

 

 

 

 

 

暗く長い記事でしたがここまで読んでくださり本当にありがとうございました。

皆様の元にたくさんの幸せが舞い降りて楽しい毎日が過ごせることを祈っております。

 

 

 

なにかありましたら↓

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雨粒 (@yusa_sskhtn) on Twitter

自己紹介

 

自己紹介していませんでしたね。今更気がついた。

今回は自己紹介します、よろしくお願いします。

 

 

◆私について◆

雨粒です。20代の地方住み。

イベントはたいてい遠征です。なんとかいろいろな手段を使って交通費を安くしたい!できない!

すぐにモヤモヤする性格で、ブログでは落ちのない話ばかりすると思います。

推しの言動に嫌だったらはっきり嫌いと思ってしまうタイプです。ただモンペではあります。

 

 

◆推しについて◆

名前は伏せますが男性声優です。多分中堅。彼のオタクですが界隈の中での立ち位置がイマイチわからない、ごめん推し。某キラキラレーベルに所属しています。お祭りの円盤で全員曲見ていただければきっとそこに推しはいます(?)

他にないようなあの声が好きです。アニメや声優など全くわからない友人に「雨粒の推しさんの声って分かりやすい」と言われたのが何気に誇らしいです。やったね!

推しという人間が好きというよりも推しという役者が好きです。

 

 

◆現場など◆

行きたいものには行き、行く気がないものには行かないスタンスです。イベントが発表されて迷ったとき3日くらい経っても未だに悩んでいたら応募します。「あ、そういえば」と思い出すレベルなら申し込まないようにしています。行く気のないイベントに行って「なんで行ったんだろう?」と思いたくない。

ただ、行きたいイベントはなにがなんでもいこうとします。チケシェは「私の指は頭の回転より早い」をモットーにチケットをとっています。

 

 

◆同担について◆

自衛はしています。苦手意識があるため自分から関わりに行くことはないかな。滅びろなんて思ってはいませんが考えが合わないなーと感じることはあります。だからといって同担だからで嫌うことはしていません。はてブロにもし同担がいたとしても記事を読ませていただいて「この方はこういうタイプなのか」と分かってからどうしようと考えると思います。考えが似ている方かもしれませんしね。ですのでマシュマロも平気ですのでなにかあった時は気にせずお使いください。

 

 

◆好きなもの◆

一般的なものでいうと音楽、旅行、本等が好きです。旅行は計画を経てる段階が一番楽しいと感じるタイプです。それ以外ですと、シチュエーションCDや乙女ゲームが好きです。推しが出演している云々関係なく気になったものは買います。ストーリー重視で探すことが多いのでジャンルは偏っています。サスペンスものやマフィアものがすきです。歴史ものは逆に苦手であまり手を出せていません。

 

 

こんな感じかな?なにかありましたら付け足すか改めて書きます。

推しの名前はこれから先も出すつもりはありませんが如何せん書きたい内容だけど書いたら確実に推しが誰かばれるのでかけないこともいくつかあります。イベントで推しが言った言葉が悪い意味でしんどくてその場で半泣きになったのに周りは笑顔で聞いていた話とか。

そういった話もできるようにTwitterの鍵垢を作ろうか悩んでいます。おおっぴらなところで推しが誰かはいいたくないんだよな・・・。まだ悩み中なのでどうなるかは分かりませんがもし何かの記事で「Twitter作りましたー」なんて言っていたら気軽にフォロリクでも送ってやってください。未来の自分がきっと喜びます。

 

ではではこれからもよろしくお願いします。ブラウンリップに手を出したいけど怖い雨粒でした。

 

 

 

ダイマでもなんでもお気軽にどうぞ↓

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